枕の干し方は?天日干し・陰干しのやり方や便利アイテムを活用した方法を解説

毎日使う枕を清潔に保ちたいと思う人も多いでしょう。枕を定期的に干すことで、清潔に保ちやすくなります。しかし、干し方がわからないという人もいるでしょう。この記事では、天日干しと陰干しの方法や枕素材による干し方の違いなどを解説します。枕を干す際の便利アイテムも紹介するため、ぜひ参考にしてください。
枕の干し方は2パターン
枕を干す状況としては大きく2つ考えられます。「枕を洗濯した後に乾燥させる」「枕の湿気を飛ばしてふっくらさせる」という状況です。また、枕の干し方は以下の2パターンに分けられます。
- 天日干し
- 陰干し
洗った枕を乾燥させたい場合でも、湿気を飛ばしてふっくらさせたい場合でも、天日干しと陰干しのどちらを選ぶのか見極めることが重要です。枕の素材には多くの種類があり、素材ごとに選ぶべき干し方は異なるため、注意しましょう。
〇 素材別の干し方
枕の素材はさまざまで、素材に応じて適した干し方が違います。まずは、天日干しが向いている枕素材です。
- ポリエステルわた
- パイプ
- そばがら
- あずき
- ひのき
これらの素材は天日干ししても問題ありません。また、天然素材であるそばがらやあずきなどは湿気が溜まると虫が湧く場合があるため、しっかり乾燥させることが重要です。次に、陰干ししたほうがよい素材を見ていきましょう。
- 羽根(羽毛)
- 低反発ウレタン
- 高反発ウレタン
- ビーズ
- 高反発ファイバー
- ラテックス
これらの素材は熱に弱い素材のため、天日干しをして日光が当たると生地が傷むなどして、劣化が早まってしまいます。そのため、日陰に干したほうがよいでしょう。
枕を天日干しする方法
枕の天日干しの方法がわからないという人も多いでしょう。ここでは、天日干しの手順や適した気候などを解説します。
〇 枕の天日干しのやり方・手順
天日干しとは、日が当たるところに枕を置いて乾燥させる方法です。天日干しの際には、以下の手順で行いましょう。
- 枕の形を整えて、日光の当たる風通しのよい場所に枕を置く
- 日光が当たりやすい昼間に、1~4時間程度干す
- 干している間に、上下を入れ替えたりひっくり返したりする
- 枕を取り込んで、表面に掃除機をかける
天日干しの際には、枕に湿気が残らないように干すことが大切です。また、取り込んだ後に枕に掃除機をかけてアレルギーの原因になるダニなどの死骸を取り除きましょう。
〇 枕の天日干しに適した湿度・気候
枕の天日干しに適した気候は、よく晴れた湿度の低い日です。湿度が高いと枕から湿気が逃げにくくなり、乾くまでに時間がかかります。一般的に湿度40%以下が枕の天日干しには適しているとされているため、事前に天気や湿度を確認しておきましょう。
〇 枕の天日干しを行う時間帯
枕を天日干しする際には、10時~14時頃を目安に行いましょう。10時~14時の昼間の時間帯は、1日の中で最も紫外線量が多い時間帯です。そのため、枕が乾きやすいだけでなく、殺菌効果や消臭効果なども期待できます。
〇 枕の天日干しの干す時間の目安
枕の天日干しに必要な時間は、気候や季節、湿度などによって異なりますが、目安は1~4時間程度です。夏の暑い時期なら1~2時間、冬の寒い時期なら3~4時間が目安となります。ただし、長時間干していると生地が傷む可能性があるため、注意しましょう。
〇 枕の天日干しを行う頻度
枕の天日干しを行う頻度は、枕の中材によって異なりますが週に1~2回程度がおすすめです。枕は毎日使うもので、皮脂や汚れ、湿気などが溜まりやすいため、定期的に天日干しをして清潔な状態に保つとよいでしょう。
枕を陰干しする方法
陰干しは熱に弱い素材に向いている方法です。ここでは、枕の陰干しの手順や時間などを解説します。
〇 枕の陰干しのやり方・手順
陰干しは、風通しがよく日光の当たらない場所に枕を置いて乾燥させる方法です。具体的な手順は以下のとおりです。
- 枕の形を整えて、湿気取り用の新聞紙などを敷き、風通しのよい日陰や室内に干す
- 3~6時間程度陰干しする
- 枕を取り込んで、表面を掃除機で吸う
直射日光の当たらない窓際や風の取り込める場所なら、室内で陰干ししても構いません。室内で陰干しする際には、扇風機やサーキュレーター、換気扇などを使用するとよいでしょう。
〇 枕の陰干しに適した湿度・気候
陰干しの場合には、天日干しと同様に晴れていて湿度の低い日がおすすめです。湿度が高いと湿気が逃げにくくなるため、目安として湿度が40%以下の日を選びましょう。ただし、室内干しなら除湿機や乾燥機を使うことで湿度の高い日でも陰干しできます。
〇 枕の陰干しを行う時間帯
枕の陰干しを行う場合は、ベランダなどの屋外なら直射日光の当たらない場所で、10時~14時頃を避けた時間帯がおすすめです。また、室内であればどの時間帯でも枕を干せますが、時間によって日差しの向きが変わるため、窓際などに干す際には気をつけましょう。
〇 枕の陰干しの干す時間の目安
枕の陰干しの際に、どのくらいの時間干せばよいのかわからないという人も多いでしょう。一般的には、3~6時間程度が目安となります。陰干しは天日干しとは異なり日光を当てないため、乾くまでに時間がかかります。そのため、天日干しよりは長めに干しましょう。
〇 枕の陰干しを行う頻度
枕の陰干しを行う頻度は、天日干しと同様に週2回程度が適しています。ただし、陰干しは日光や紫外線によって生地が傷む心配がないため、より清潔に保ちたいのなら毎日干しても構いません。
枕を干す際に便利なアイテムと使い方のアイデア
枕を干す際にうまく干せない、より乾燥させやすい干し方をしたいという人も多いでしょう。ここでは、枕を干す際の便利アイテムや使い方などを解説します。
〇 ピンチハンガーを使って干す
ピンチハンガーとは、洗濯ばさみがついたフレーム上の物干し道具です。枕の両端をピンチハンガーの洗濯ばさみで固定します。枕カバーが伸びる不安があるなら、洗濯ネットに入れて洗濯ばさみで固定するとよいでしょう。
〇 物干しスタンドで干す
物干しスタンドを使用して干す場合には、洗濯物を掛けるポールの部分に置いて干すこともおすすめです。ただし、洗濯物の上に枕を置くと洗濯物の水分で湿ってしまうため、洗濯物のない場所に置きましょう。
〇 針金ハンガーで干す
針金ハンガーを使って枕を干すアイテムを作ることもよい方法です。針金ハンガーを2本用意し、下部分が重なるように対称に配置して結束バンドで固定します。次に、両方のハンガーのフック部分を引っ張って伸ばします。片方のハンガーに枕を乗せ、もう一方で挟むようにして物干し竿に掛けましょう。
〇 木製ハンガーで干す
木製ハンガー2本を竿にかけて干すこともおすすめです。木製ハンガー2本に枕を挟むやり方で、枕がぴったりはまるなら安定します。プラスチックや針金ハンガーは枕の重みで折れる可能性があるため、必ず木製ハンガーを使いましょう。
〇 枕専用ハンガーを使って干す
枕専用のハンガーもあります。商品によってデザインやサイズは異なりますが、衣服のように物干し竿に引っかけて枕を吊るす形が一般的です。そのため、枕をひっくり返すことなく両面乾かせます。
〇 洗濯ネットを使って干す
枕専用の洗濯ネットもあります。枕専用ネットがない場合は、洗濯ネットとズボンハンガーを合わせると、枕専用ハンガーの代用になります。洗濯ネットに枕を入れて、ネットをズボンハンガーに吊るします。枕を安定して干せるため、家にあるものを使って枕を乾燥させたい場合にもよいでしょう。
枕をこまめに干した方がよい理由
枕は定期的に干したほうがよいとされていますが、なぜなのでしょうか。ここでは、枕をこまめに干したほうがよい理由を解説します。
〇 ダニを防止するため
枕を干したほうがよい理由のひとつに、「ダニ」があります。ダニは、20~30度の暖かい環境、湿度70%以上、栄養源の3つが揃うと発生しやすくなります。枕はダニが発生する3条件を満たす環境のため、ダニにとっては絶好の繁殖場所です。
ダニは湿度が50%を下回れば生きていけなくなるため、こまめに枕を干して乾燥させればダニ防止につながるでしょう。ダニはアレルギーの原因ともなるため、繁殖しにくい環境を保つことが大切です。
〇 カビの発生を防ぐため
枕をこまめに干すことで、カビの発生を防ぐことにもつながります。カビの発生条件はほぼダニと同様で、暖かく湿度が高い、栄養源や少量の酸素があることが条件です。枕はこれらの条件を満たすため、カビが発生しやすくなります。
気温や湿度が低い冬でも、頭部の熱や寝汗などを吸って枕の内部は温度や湿度が高くなりやすいです。枕の内部でカビが発生してしまう可能性があるため、冬場であってもこまめに枕を干すことが重要です。
まとめ
枕はダニやカビを防止するために、こまめに干すことが大切です。枕を干す際には、素材によって天日干しと陰干しを使い分けましょう。枕を干す際には、針金ハンガーや洗濯ネットなどの家にあるものを使う方法や、枕専用ハンガーなどのアイテムを使う方法があるため、自分に合った干し方を選びましょう。
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