寝る時の服装はパジャマがおすすめ!部屋着との違いや睡眠の質を高める方法も解説

寝る時の服装は、部屋着よりもパジャマの方がよいといわれています。眠る時に着ることを目的に作られたパジャマの方が、より快適な睡眠をもたらすからです。そもそも、パジャマと部屋着はどのような違いがあるのでしょうか。
本記事では、寝る時の服装が睡眠に与える影響や、パジャマと部屋着の違い、睡眠の質を高める方法などを紹介します。
目次
寝る時の服装の種類と特徴
寝る時の服装は人それぞれですが、「パジャマ」「部屋着(ルームウェア)」「スポーツウェア」「下着・裸」と大きく4つに分けられるでしょう。それぞれの特徴を解説します。
〇 パジャマ
パジャマは、寝る時のためだけに着る、就寝専用の服です。パジャマは「快適な睡眠」を促すために、以下のような工夫が施されています。
- 通気性や吸収性に優れた素材
- 肌触りのよい生地。
- 締め付けないデザイン
- ゆったりとしたサイズ
なぜか眠れないといった睡眠に関する悩みは、パジャマに着替えないことに起因しているケースも少なくないようです。普段着とパジャマをしっかりと区分することが、良質な睡眠へとつながる可能性があります。
〇 部屋着(ルームウェア)
部屋着は、ルームウェアとも呼ばれ、家のなかでくつろぐために着るものをいいます。基本的に、部屋着は外出しないことを前提にしていますが、近場の外出にも利用できるワンマイルウェアも部屋着の一種とされます。
ゆったりとしたパジャマ風デザインの部屋着もあり、部屋着をパジャマ代わりに着る人は多いようです。しかし、本来、部屋着とパジャマは別の服を指します。
〇 ジャージ・スポーツウェア
ジャージやスウェットなどのスポーツウェアは、部屋着やパジャマ代わりとしても人気のアイテムです。動きやすさや、来客や外出にも適応できる利便性の高さが好まれています。
しかし、寝る時の服装には不向きなため注意が必要です。スポーツウェアの多くは化学繊維を含んでいます。化学繊維は熱がこもりやすく、肌触りに欠けるため、就寝時に不快感をもたらす可能性が高くなります。
〇 下着・裸
下着や裸で眠りにつく人もいるようです。下着や裸で寝る理由は、解放感や寝返りの打ちやすさが多いといわれています。寝返りの打ちやすさは、睡眠中の血液の循環をよくすることにつながります。特に、裸の場合は衣類の締め付けがないため、血行不良を防ぎ心地よい睡眠を促すでしょう。
また、服を着ないことで、シーツやブランケットの肌触りがダイレクトに感じられる利点もあります。しかし、一方では身体を冷やしやすいことや、寝具を汚しやすいといったことなどが欠点といえるでしょう。
寝る時にパジャマを着るのがおすすめの理由
寝る時は、部屋着やスポーツウェアではなく、パジャマを着るのがおすすめです。その理由を解説します。
〇 睡眠を仕事や家事と切り離す効果がある
就寝前にパジャマに着替えることで、仕事や家事と睡眠を切り離し、生活リズムにメリハリをつけられます。就寝時に仕事や家事を考え始めると、眠れなくなることもあります。
スーツを着ると仕事モードになり、エプロンをつけると家事モードになるように、パジャマを着ることで、意識を仕事や家事から切り離しリラックスしやすくなります。
〇 眠りにつくための儀式となり得る
夜になかなか寝付けないことがあるのは、身体と心が「眠る態勢」になっていないからかもしれません。パジャマへの着替えは、簡単で効果的な入眠睡眠の儀式となり得ます。パジャマに着替えることで、身体が自然に「もう寝る時間だ」と認識します。毎日同じ習慣を繰り返すことで、「パジャマ=眠る時間」という意識づけができ、スムーズに眠りに入れるようになるでしょう。
〇 就寝時間を快適に保つメリットがある
素材やデザインによって就寝時間の最適化が計れることも、寝る時にパジャマを着るメリットの1つです。通気性や吸湿性に優れた素材を使用したパジャマは、寝汗を素早く吸収し、肌をすべすべの状態に保つ助けになります。
また、ゆったりとしたパジャマのシルエットは、身体を締め付けないため、自然な寝返りが促されます。
睡眠の質を高めるパジャマ・就寝ウェアの選び方
睡眠の質を高めるためには、季節や体型に合わせたパジャマ・就寝ウェアを選ぶことが大切です。ここでは、パジャマの選び方について解説します。
〇 吸湿性と肌触り
就寝中は約コップ一杯分の汗をかくといわれています。そのため、パジャマ選びでは、吸湿性が高い素材かどうか確認することが欠かせません。また、肌触りのよさもパジャマの着心地を左右します。夏は綿、麻、シルク、ガーゼやタオル地などがよいでしょう。冬はネル、起毛素材、三重ガーゼなどがおすすめです。
〇 季節に合った素材
また、季節に合った素材であることも、パジャマ選びの重要なポイントです。夏は、Tシャツによく使われる天竺やさらっとした麻、通気性がよい薄手のものが人気です。冬向きの素材としては、タオル地、薄手のフランネルやキルトが軽やかで人気があります。厚めの素材は、寝返りが打ちづらいため、寒い冬でも避けた方が無難といえるでしょう。
〇 動きやすいデザイン
寝返りが打ちやすいデザインも、パジャマ選びで押さえておきたいポイントです。寝る時の姿勢や体型に合ったものを見つけましょう。動きやすさでチェックしたいのが、脇まわりと首まわりです。締め付けやつっぱりを感じない、適度なゆとりのあるデザインがおすすめです。
〇 洗濯のしやすさ
さらに、パジャマ選びで考慮したいのが洗濯のしやすさです。汚れたパジャマは、不快感を与えます。グンゼ株式会社が実施したアンケートによると、パジャマの洗濯頻度で最も多かった回答は週に2、3回でした。洗い変え用に、パジャマは2枚用意しておくと便利でしょう。
寝る時の服装の気になるポイント
次に、寝る時の服装で気になるポイントをいくつかまとめました。パジャマ・就寝ウェア選びと併せて参考にしてください。
〇 パジャマの下に着る下着やインナーを着た方がよい?
パジャマの下に下着やインナーを着るかどうかは、個人の体質やニーズによって分かれます。例えば、敏感肌でかゆみを感じやすい人は、下着を着ない場合もあるでしょう。
なお、肌に問題がない場合は、基本的に下着は着用するのがおすすめです。下着を着用することで、バストの型崩れが防げたり、吸湿性を高めたりするメリットがあります。締め付けが気になる方は、ゆったりした就寝用のインナーを試してみるとよいでしょう。
〇 寝る時に靴下は履いてよい?
寝る時には、手足から熱が放出され、体温が下がります。そのため、靴下を履かない方が、体温が下がりやすく寝つきがよくなるといわれています。しかし、足元が冷えやすい人は、逆に眠りづらくなるケースがあるでしょう。足元の冷えが気になる場合は、ゆったりした通気性のよい素材の靴下がおすすめです。
睡眠の質をさらに高めるには枕が重要
寝る時の服装だけでなく、寝具を見直すことで睡眠の質をさらに高めることが可能です。なかでも重要なのが枕です。枕は頸部を支え、身体の負担を軽減する役割を果たします。枕が自分に合っていないと、快眠を妨げます。
自分に合った枕に変えることで身体の負担が楽になるので、浅い眠りのレム睡眠から、心も身体も熟睡するノンレム睡眠が得やすくなります。健康維持には深い睡眠が欠かせず、体型に合った枕の角度や高さ、素材を選ぶことが大切です。
睡眠の質を高めるためのおすすめの枕3選
枕は、高すぎても低すぎても身体に負担をかけてしまいます。ここでは、体型に合わせて高さが選べる、おすすめの枕を3つ紹介します。
〇 心地よい眠りを促す「5セルピロー ホテル枕」
心地よく眠りにつきたい人には、「5セルピローホテル枕」がおすすめです。この枕は、心地よく眠れるよう、中の構造が5つのセルに分割されています。5つのセルが、枕のかたよりを防ぎ、就寝中の頭の向きに合わせて高さを調整する仕組みです。睡眠を最適に保つ役割を果たしています。「5セルピローホテル枕」は、ホテルでも使われている、シンプルで高級感あふれる良質の枕です。
5セルピロー ホテル枕
品質を追求する一流ホテルでも多く取り入れられている実績を持つホテルピロー。ご自宅が一流ホテルの寝心地になる枕です。オンライン限定 高品質な枕を取り扱うLOFTYブランド ロフテーは高品質な枕を全国の百貨店で展開している枕専門店です。エアウィーヴグループ
〇 質の高い眠りに「5セルピロー 低反発炭パイプ」
「5セルピロー 低反発炭パイプ」は分割された5つのセルに、反発力のあるパイプ素材が使われています。パイプ素材には炭が練り込んであり、ほどよい弾力で睡眠の質を高めます。
5セルピロー 低反発炭パイプ
炭を練りこんだ低反発感触のパイプ素材で、低反発のような感触の心地よいパイプ枕です。従来のパイプ枕の硬さを和らげ、程よい弾力で首と頭をしっかり支える枕です。少し硬めが好きな方におすすめです。
〇 睡眠の質にこだわる「9セルピロー エラスティックパイプ」
睡眠の質にこだわりたい人には、「9セルピローエラスティックパイプxエアファイバー」がおすすめです。枕の構造が9セルに分割され、頭や首にほどよくフィットします。独自の技術「エアファイバー」が、就寝中も理想的な姿勢を保ち、自然な寝返りを促進します。高性能の最上位モデルです。
9セルピロー エラスティックパイプ×エアファイバー®
エアウィーヴの技術エアファイバー®を採用し、ロフテー最高技術9セルピローがリニューアル。これまでにない高い機能性と寝心地で睡眠が変わる枕です。
まとめ
就寝専用のパジャマを使用することは、快適な睡眠にとても重要です。就寝前にパジャマに着替えることで、睡眠の質はぐっと高まります。この機会に、心地よく眠れるパジャマの素材やデザインを探してみましょう。
また、パジャマだけでなく、枕を見直すことも睡眠の質を高めるために欠かせません。今回紹介したLOFTY(ロフテー)は創業97年の歴史を持つ、枕を計測して販売する方法を創り上げたパイオニアです。これまでに累計350万個の枕を販売しています。
快適な睡眠を得たい人は、ぜひこの機会にLOFTY(ロフテー)の枕を試してみてください。