眠気を今すぐ覚ます方法14選!眠気が急に襲ってくる原因も解説!

眠いと感じた場合、どうすれば眠気を覚ませるのでしょうか。眠気を覚ます方法はさまざまあり、なかにはユニークな方法もあります。
この記事では、眠気を覚ますためのさまざまな方法について解説します。充分な睡眠をとっていても眠気を感じる理由もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
眠気を今すぐ覚ます方法14選
運動をする
仕事中のデスクワークで眠気を感じた場合、軽い運動をすると眠気を覚ませる可能性があります。筋肉を動かすことで交感神経が刺激され、眠気覚ましに役立つためです。
たとえば、イスに座ったまま背伸びをしたり肩を回したりするだけでも、眠気を覚ます効果を期待できます。可能であれば、オフィス内を少し歩き回るとリフレッシュしながら眠気を覚ませます。
ストレッチをする
眠気を覚ます方法としては、ストレッチも効果的です。軽い運動と同様、血流を促進して眠気を覚ます効果を期待できます。
たとえば、腰を回して体を後ろにひねるストレッチがあります。また、両手を組んで前へ伸ばし、へそを覗き込むように背中を丸めるストレッチもおすすめです。5〜10分程度ストレッチすると血行がよくなり、眠気の軽減につながります。
ガムを噛む
ガムを噛む際は顎を動かすため、意欲を増加させるホルモンであるドーパミンが多く分泌されます。その結果、脳が刺激されて血流の循環がよくなり、眠気覚ましになると考えられています。
また、噛むという動作は、記憶や判断をつかさどる前頭前野を活性化させるため、記憶力や判断力の向上にもつながります。眠気を覚まして集中力を高めたいときに、効果的な方法のひとつです。
ガムにはさまざまな種類がありますが、脳の活性化には噛むという動作が重要であり、味や香りは眠気覚ましの効果アップに影響はないといわれています。どのガムでもよいでしょう。なお、ガム以外でもよく噛む必要がある食べ物を口にすると、眠気を覚ませる可能性があります。
カフェインを摂取する
眠気を覚ますには、カフェインの摂取もおすすめです。カフェインには覚醒を促す効果があり、眠気を覚ますために役立ちます。カフェインを摂取してから効果が出るまでの時間は、30分程度です。そのため、眠くなりそうなときは早めに摂取しておくとよいでしょう。
カフェインが多く含まれるものは、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、エナジードリンクなどです。ただし、夕方以降にカフェインを摂取すると、個人差によりますが人によっては夜の睡眠に影響がでる恐れがあるため、時間帯に注意してください。
ブドウ糖を摂る
体内の血糖値の低下により眠気を感じる場合もあります。そのような状況では、ブドウ糖の摂取がおすすめです。ブドウ糖は吸収されやすく、すぐにエネルギーに変換されます。
なお、ブドウ糖とカフェインを一緒に摂取すると、さらに覚醒を促進できます。ただし、ブドウ糖を一度に摂りすぎると後から急激な眠気を感じる可能性があるため、摂取量には注意が必要です。
合谷(ごうこく)を押す
合谷は、親指と人差し指の骨の間のくぼみにあるツボです。合谷を適度に刺激すると眠気を覚ませます。自律神経も整えられ、集中力を高めたり疲労を回復させたりする効果も期待できます。
親指と人差し指を広げたら、反対の手の親指と人差し指で合谷を挟みましょう。少し痛みを感じる程度の強さで10秒程度刺激します。両手に対して3〜5回ずつ行ってください。
風池(ふうち)を押す
風池は、後頭部の髪の生え際の近くの左右のくぼみにあるツボです。僧帽筋と胸鎖乳突筋の中央にあります。眠気を覚ますだけでなく、目の疲れや疲労などを回復させる効果があります。
両手の親指で左右の風池を押さえ、他の指で頭部を支えてください。親指を持ち上げるようにして風池に刺激を与え、5秒程度キープします。これを5回繰り返しましょう。
中衝(ちゅうしょう)を押す
中衝は、中指の爪の生え際から2〜3mm下にあるツボです。眠気を覚ます効果に加え、ストレスの解消も期待できます。
反対の手の親指と人差し指を使い、中指を挟んで強めに10秒程度押し続けます。両手とも3回ずつ行いましょう。
息を止める
会議や授業中で立つことや食べることができないときは、息を止めるという方法で眠気を覚ます方法があります。息を止めたときは体内の二酸化炭素が増え、脳の中枢神経が刺激されて呼吸を促そうとします。そして、再び息をすると脳が酸素を取り入れることを優先するため、眠気が緩和されるといわれています。
できるだけ長く息を止めた後に大きく息を吸い込めば、眠気がより覚めやすくなります。ただし、やりすぎると低酸素状態になる恐れがあるため、注意も必要です。
痛みを感じやすい場所を刺激する
痛みを感じやすい場所に刺激を与えれば、一時的に目を覚ませます。痛みを感じやすい場所は人によって異なるものの、基本的には皮膚が薄い場所です。
具体的に挙げると、こめかみ、喉仏の横、鎖骨の上、内もも、ひざ裏などが該当します。刺激を与える際はいきなり強く刺激するのではなく、少しずつ強度を上げて調整しましょう。
メントールを塗る
メントールを塗ると清涼感を得られ、冷たい刺激により眠気が覚めやすくなります。メントールが含まれているウェットシートやリップクリームなどを活用しましょう。効果的な場所は、首まわりや肩など頭部に近い場所です。
ただし、目の周囲に塗ると刺激が強すぎるため、避ける必要があります。ただし、メントールは神経系を刺激することもあるため人によっては注意が必要です。
冷たい水などや氷で体を冷やす
冷たい水などで顔や首を冷やすシンプルな方法でも、眠気を覚ませます。水温が低いほど効果的です。冷却ジェルやスプレー、冷やしたペットボトルなどを、手元に用意しておくと便利です。
シャワーを浴びる
シャワーで温かいお湯を体に当てて眠気を覚ます方法もあります。温度は少し高めがおすすめです。
たとえば、自宅でリモートワークをしている際に眠気を感じたら、リフレッシュを兼ねてシャワーを浴びるとよいでしょう。また、朝眠気がとれない人にもおすすめです。
短時間の仮眠を取る
睡眠不足により眠気を感じている場合は、短時間の仮眠をとりましょう。仮眠をとれば睡眠不足が多少は解消され、眠気を覚ます効果を期待できます。
ただし、仮眠をとりすぎるとかえって眠くなる恐れもあり、また夜の睡眠に影響がでるため、15~20分程度にとどめるべきです。なお、仮眠をとる前にカフェインを摂取しておけば、目覚めがよくなるといわれています。
眠気が急に襲ってくる原因
充分な睡眠をとっているにもかかわらず眠気が覚めない場合、どのような理由が考えられるのでしょうか。以下で詳しく解説します。
睡眠の質に問題がある
充分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず眠気が覚めないなら、睡眠の質に問題がある可能性があります。たとえば、自分に合わない枕やマットレスなどを使用している場合、睡眠の質が下がりやすい傾向があり、快適に眠ることはできません。睡眠環境を見直して睡眠の質を高め、昼間に眠気を感じないようにしましょう。
何らかのストレスを抱えている
ストレスを抱えている場合、脳や体の興奮が収まらず夜に眠りにくくなります。眠りについても深く眠れないため、夜中に目が覚めやすい状態になります。夜の睡眠が不足している場合、昼間の眠気も強くなり、しゃっきりしないと感じたことがある人もいるでしょう。ストレスを抱えている自覚があるなら、解消するための対策が必要です。
睡眠時間が短い
毎日の睡眠時間が短いと、昼間に眠気を感じやすくなります。睡眠不足で眠気を感じる場合は、一時的に眠気を覚ます方法を試みても効果が出ない可能性があります。充分な睡眠時間を確保できていない人は、日々の時間の使い方を見直したり、仮眠を取り入れたりしながら、睡眠時間をできるだけ多く確保すべきです。
睡眠環境を整えるおすすめ枕3選
睡眠環境を整えるには枕にもこだわりましょう。ここでは、おすすめの枕を紹介します。
▼こちらの記事では、枕の大きさ・素材・硬さ・高さ・形状別の選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
9セルピロー エラスティックパイプ×エアファイバー®

9つのパーツで構成されており、安定した寝姿勢を実現できる枕です。筋肉を優しく支えられるため、寝返りをスムーズに打つことが可能です。首や肩の負担も軽減できます。
また、ポリエチレン製の極細繊維を絡み合わせた素材を使用しています。シートコアの抜き差しが可能で、自分にとって最適な高さに調整が可能です。
5セルピロー 低反発炭パイプ
高さが異なる5つのパーツで首と肩を支え、最適な寝姿勢をサポートできる枕です。
従来のパイプの音やかたさなどの課題を解消しており、ほどよい弾力を感じられます。通気性の高さも魅力的です。洗濯機で洗濯できるため、衛生面を重視している人にも向いています。
5セルピロー キューブ・クッションファイバー
適度なやわらかさと弾力を兼ね備え、首や肩の負担を軽減できる枕です。
中太のポリエステル繊維を粒状のわたにした中身を使用しているため、ポリエステルわたよりもへたりにくくなっています。5つのパーツを組み合わせており、どのような寝姿勢も適切に保てます。表裏や上下がなく、どの向きでも使用可能です。
枕を見直して睡眠の質を高めよう
眠気を覚ます方法はさまざまあるため、状況に応じて試してみましょう。体を動かしたり、食べ物や飲み物を活用したりするだけでなく、ツボを刺激する方法もおすすめです。ただし、充分な睡眠をとっているにもかかわらず、眠気が覚めない場合は何らかの理由が考えられるため、根本的な原因の解消を目指す必要があります。
エアウィーヴグループの枕ブランドLOFTY(ロフテー)は、枕を取り扱う創業97年の老舗です。計測して枕を販売する方法を創り上げたパイオニアとして知られています。これまでに累計350万個の販売実績があります。オンラインショップだけでなく、全国の百貨店に実店舗を展開しており、実際に試したうえで自分に合う枕を選ぶことが可能です。睡眠環境を整えるために、ぜひご利用ください。