枕の物語 vol.06
日本の枕 2

明治時代に入ると、鎖国が解かれ日本人の生活に西洋の文明がもたらされるなかで、洋服が着用され断髪令が施行されるなどして、日本人の髪型が大きくかわっていきました。それに合わせて枕も、箱枕から徐々にまた以前のくくり枕が使われるようになりました。しかし、一部の女性は変わらず日本髪を結っていたので、昭和の初期頃まで引き続き箱枕を使用していました。

箱枕

第二次世界大戦後、さまざまな生活用品が欧米からもたらされ、枕も、日本人がそれまで使ってきたくくり枕とは異なる形のものが入ってきました。くくり枕と違い、長方形で大きく平らな形状から「平枕(ひらまくら)」と呼ばれ、それに対してくくり枕は「丸枕」と呼ばれるようになったそうです。

くくり枕